核兵器の総数は本当に増えているのか?
世界の核兵器の数は、増えている?
核兵器の総数が最も多かったのは、いつかご存知ですか?
世界の核兵器数は冷戦中の1986年に最多でしたが、それ以降は減少傾向にあります。
当時、世界に約6万4000個の核兵器が存在しました。
そのうち4万個をソ連が、2万3000個をアメリカが保有していました。
ロシア、アメリカ、イギリス、フランス、中国、イスラエルの計6ヶ国が核兵器を保有していました。
そして、同年4月にソ連でチェルノブイリ原発事故が発生しました。
冷戦終結後、アメリカとソ連を中心に、核兵器を削減する条約が段階的に結ばれました。
欧州の中距離核ミサイルは撤去され、核弾頭も削減されました。
結果、核兵器の数は2014年には約1万発まで減少しました。
ただし、パキスタン、インド、北朝鮮が新たに保有し始めました。
・参照
– 国連広報センター: 核兵器
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