イスラム教の起源と宗派を簡潔に把握しましょう
イスラム教は、7世紀の初頭にサウジアラビアのメッカで、ムハンマドにより創られた一神教です。
イスラム教は、ユダヤ教とキリスト教の影響を強く受けて生まれました。
信仰してもよい唯一神は「アッラー」のみで、 偶像崇拝は禁じられています。
教典「コーラン」は、ムハンマドが聞いた神からの言葉をまとめたものです。
ムハンマドの死後、その後継者としてカリフが選ばれましたが、反感を買いました。
その結果、イスラム教はスンニー派とシーア派に分裂しました。
スンニー派はイスラム圏の約9割を占め、カリフは正式なムハンマドの後継者です。
また、ムハンマドの従兄弟かつ娘婿のアリーと、歴代の3人のカリフ (アブ・バクル、オマール、オスマン) も尊ばれます。
ムハンマドが説いた慣例を「スンナ」と呼び、「スンニー」とは「スンナに従う人」を意味します。
一方、シーア派では、指導者はアリーとその子孫のみです。
この二つの宗派は長らく対立してきました。
また、スンニー派はムハンマドやカリフを人間とみなしますが、シーア派では彼らは絶対的な神のような存在「イマーム」とみなします。
シーア派はイスラム教全体の約1割のみだが、イランではシーア派は国民の約6割が属する国教です。
・参照
– Wikipedia(イスラム教)
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。