ガラスは固体ではなく液体?
ガラスは固体ではなく液体だと知っていますか。
物質の状態は、固体、液体、気体の3つに分けられます。
例えば、蛇口から出る水道水は、液体です。
しかし、冷凍庫に入れると氷(固体)になり、鍋で煮沸すれば水蒸気(気体)になります。
これは、どういうことなのでしょうか。
水は、水分子から成ります。
水分子が規則正しく並んで結晶を形成している場合、これは固体、つまり氷です。
その温度が高くなると、静止していた水分子が動き始め、液体、つまり水に変化します。
さらに高温になると、水分子はさらに激しく動き始め、気体、つまり水蒸気になって空気中を飛び回ります。
ちなみに、ガラスは固体ではなく液体だと知っていますか。
一見、ガラスは固体と思われます。
しかし、ガラスが結晶をつくることはないため、あなたの部屋の窓に使われているガラスは固体ではなく「固い液体」です。
・参照
– Scientific American: Is glass really a liquid? How can this be?
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