Infant Botulism

乳児ボツリヌス症とは?赤ちゃんがハチミツを食べてはいけない理由

赤ちゃんにハチミツを食べさせていはいけないのは、なぜでしょうか。

赤ちゃんがハチミツを食べると、乳児ボツリヌス症にかかる可能性があります。

特に生後1年未満の乳児が大人のようにハチミツを食べると、命に関わります。

自然界の至るところにボツリヌス菌という細菌が存在します。

特に天然のハチミツは、この菌を多く含みます。

ボツリヌス菌は、1才以上の赤ちゃんの腸内では繁殖しません。

しかし、まだ腸内細菌が少ない生後数ヶ月の乳児がこの菌を摂取すると、乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあります。

この病気にかかると、筋力が低下し、全身に力が入りにくくなります。

ちなみに、ボツリヌス菌は加熱しても死にません。

基本的に、1才未満の乳児にハチミツを安全に食べさせる方法はありません。

その他の赤ちゃんのための菌対策

虫歯の病原菌は、主に二種類あります。

ミュータンス菌とソブリヌス菌です。

一般的に、人の口内に虫歯菌が宿り始めるのは2-3歳からです。

そのほとんどの原因は、親の口から菌が移るからだそうです。

親が赤ちゃんにキスをしたり噛み砕いたものを食べさせると、口内の菌が移ります。

大人の唾液は、1cc当たり1億から数百億個の菌が含みます。

赤ちゃんに大人の唾液を与えないようにしましょう。

・参照
厚生労働省: ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。

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