先天性中枢性低換気症候群: 睡眠中に息が止まる恐ろしい病

睡眠中に息が止まる恐ろしい病

先天性中枢性肺胞低換気症候群という病の患者は、睡眠中の呼吸不全に悩まされています。

睡眠時無呼吸症候群という病を聞いたことはありませんか。

この病で命を落とすことは稀です。

しかし、先天性中枢性肺胞低換気症候群にかかった場合は非常に危険です。

呼吸は脳の延髄により、あなたの意志に関わらず行われます。

しかし、睡眠時に呼吸が正しく行われないと、命に関わる事態になりかねません。

この病の患者はとても珍しく、今まで世界で200人にも満たないです。

これといった治療法は見つかっていませんが、対策として、気管を切開して人工呼吸を行ったり、呼吸を担う筋肉の横隔膜を刺激しています。

・参照
– MedlinePlus: Congenital central hypoventilation syndrome