店頭の野菜があんなに綺麗である納得の理由

なぜスーパーで売られている野菜はあんなに綺麗で美味しいのでしょうか?

『それは然るべきプロが栽培してるんだから当たり前だ』と思ったそこのあなた、ではそのプロはどんな芸当を使っているのでしょうか。

それがF1種という種です。

F1種とは、純系の2種類を交配させて生まれた1代日の雑種のことです。

これでは少しわかりにくいので簡単に例えると、血液型がAA型の父親とBB型の母親の間に生まれる子どもは、必ずAB型になることと同じです。

A型の遺伝子が揃っている純系のAA型の父親と、同じく純系のBB型の母親との間には、AとBの両方を引き継いだ雑種の子どもが生まれます。

これがF1種です。

野菜も同じです。

大根などのアブラナ科の植物は、同じカブの花では受粉しない習性を持ちます。

これを自家不和合性といいます。

そこでF1種の大根をつくるため、2つの純系種を交互に並べる形で植え、ハチを飛ばせて受粉させるのです。

これで効率よくF1種を栽培することが出来ます。

  • 参照
    F1_hybrid – bionity.com
  • 注目キーワード
    – F1種…First filial generation seed
    – 純系…Pure strain
    – 自家不和合性…Self incompatibility
    – 大根…Radish
    – カブ…Turnip
    – アブラナ科…Brassicaceae

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