習慣化する最大のコツは、1回目をさっさと済ませること!

1回目をササッと済ませることの重要性

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人は新しいことを習慣化するとき、とてつもない頭のエネルギーを必要とします。

習慣化するためには、まずはある程度続けなければならないと思いますよね。

しかし、それに気後れしてスタートに踏み切れないのでは、時間がもったいないです。

そこで朗報です。

思い立ったら、まずは一回でいいのでやってみてください。

継続はしなくてもいいので、迅速に一回目を済ませることが大切なのです。

例えば、慣れない土地で食事をしようと思ったときを思い出してください。

知らないお店ばかりが並ぶ中、一度入ったことのあるお店のチェーン店を見つけた時、自然とそこに入りたくなりませんか?

過去にたまたま行った経験が、無意識に次を呼ぶのです。

これを行動経済学では自己ハーディングと呼びます。

何事もいきなり継続しようとすると、どうしてもストレスに感じます。

そしてそのストレスが原因でやる気そのものが削がれたのでは、本末転倒です。

思い立ったことを片っ端から一回だけかじっておくと、自然と次が呼び起こされます。

一回でも新しいことを行えば、脳は勝手に『自分はそういう人間だ』と思い始めますから、この習性を利用しない手はありません。

また、人の興味や発想には共通点があります。

日頃から自分の思ったことを能動的に行っていると、自然と自分自身のイメージに合うことをやりたくなるものです。

そうすれば、何も心を鬼にしてダイエットを始めなくとも、『自分は健康的な人だ』という自己イメージが定着すれば、気がつけばダイエットをする必要のない体型に変わっているかもしれません。

まぁ、それはちょっと甘く考えすぎかもしれませんが、1回目をさっさと済ませることの重要性、おわかりいただけたでしょうか?

参照
Grazing with Self Herding | Meat & Livestock Australia - MLA

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