『思い立ったら即行動』の大切さをわかりやすく解説!
『思い立ったらすぐ行動せよ』←聞き飽きた人へ
やろうと思いつつ、ついつい先延ばしにする癖を持つ人は多いです。
タイムマネジメントの専門家のリタ・エメット氏は以下の2つの法則(エメットの法則)を考えることが重要だと述べます。
①先延ばしにすると、すぐにそれをやってしまうより2倍の時間と労力がかかる
②先延ばしの原因は完璧主義にある
基本的に、先延ばしにメリットはありません。
それでもなかなか人は先延ばしをやめられません。
やらない理由を考えたり、完璧主義を持ち出す前に『少しでも手をつける』ことが重要だとエメット氏は述べます。
一度始めさえすれば、あれこれ積極的に考えるようになるのが人間というものです。
作業を始めるたびに『もしこれを先延ばしにしていたら、いかに損をしていたか』ということを想像する癖をつけるのも効果的でしょう。
類似の考え方にゆでガエルの法則というものがあります。
カエルを熱いお湯の中に入れると、びっくりして外へ逃げ出すでしょう。
しかし、冷水に入れ、徐々に温度を上げていくと、カエルは気づかずに茹でられてしまいます。
少しずつ変化していくことにはなかなか気づかないのは、人間も同じです。
物事を先延ばしすることがいかに損か、なかなか人は気づけません。
やらなければ、と気づいたときから水温はどんどん上がっていきます。
やはり『思い立ったら即行動』は正しいのです。
参照
Rita Emmett, the author of The Procrastinator’s… – Goodreads