そこらじゅうに溢れるメディアの印象操作に騙されるな!

どちらが正しい、というわけではありませんが…

まぁ、まさか②のような書き方をする学校はないでしょうが、これは誰でも①を選びますよね。

①の文も②の文も、意味する比率は全く同じです。

しかし、人は『就職できない』というネガティブな情報を避けたいがあまり、明らかに①に好印象を抱きます。

例え同じ質量や理屈を唱えていても、それらが当てはめられている枠組みによって、人が受ける印象やその後の判断は大きく変わってきます。

これを行動経済学では情報フレーミングフレーミング効果と呼びます。

『諦めずに続けよう』と『もう無理なのかも』では、『現状が上手くいっていない』という事実は同じでも、全く別のことを言っているように聞こえます。

どうせ同じことを言うなら、なるべく自分が得をするように枠組みを整えて言葉を選んでいきたいですね。

参照
Information framing effects in social and personal decisions - ScienceDirect
Framing effect - Biases & Heuristics | The Decision Lab

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