なぜオッサンは『最近の若者は〜』と言いたいのか?最大の原因が判明!

正解はありませんが…

古今東西問わず、この質問にはほとんどの人が②の『10年後も友達であろう人数』の方が多いと答えます。

要は、過去の友達よりも現在の友達との仲の方が重要だと考えるのです。

もっと言えば、人は、未来は過去に比べれば平穏で予見できるものだと勘違いしてしまうのです。

これは個人のみならず、世間や世界を通して常に流れている錯覚です。

いつの時代も、以下のようなキャッチコピー(?)は絶えません。

  • 人間の科学技術はあまりにも進化してしまった。
  • 昔の人に比べれば、現代の人々は幸せだ。
  • 最近の若者はけしからん!

このようなセリフはいつの時代も常に世界中に溢れています。

つまり、ほとんどが視野狭窄の勘違いです。

人類は常に、どこか『歴史の変化はもう熟した』と思い込む節があるのです。

これを行動経済学では歴史の終わり錯覚と呼びます。

参照
The End of History Illusion | Science

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