旅行の最終日に、出発日をずいぶん前のことに感じる理由が判明!!

光陰矢の如し

時間はあっという間に過ぎ去ります。

6月末になれば、今年ももう半分過ぎたのか、と誰もがその速さに驚きます。

元号が令和に変わってから既に2年が経ちますし、あのドナルド・トランプ米大統領が就任したのは4年以上、東日本大震災は10年以上も前に起こりました。

やはり、多くの人がそんなに前のことだったのかと驚きます。

『時が経つのは早いねえ』とはよく聞きますが、逆に『遅いねえ』とは聞かないものです。

しかし、ずいぶん過去のことに関してはそうですが、最近のことはそうでもありません。

何年、何ヶ月も前のことは最近のように感じられますが、数日前のことは、むしろ古く感じられることがあります。

  • 会社に入社して一週間しか経っていないのに、もっと前からそこにいた感じがする。
  • 3日間の旅行の帰り道、出発したのがもっと前のことのように感じる。

このように、古いことは新しく、新しいことは古く錯覚する傾向を、行動経済学では圧縮効果と呼びます。

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