ビタミンAが不足すると目が見えなくなる?
ビタミンAは油と一緒に摂ろう
ビタミンAはレチノールとも呼ばれ、皮ふや粘膜、目の健康を維持するのに必要な栄養素です。
主に緑黄色野菜などから摂れるβカロテンは体内でレチノールに変換されます。
レバー、うなぎ、チーズ、卵黄などの動物性食品や、ニンジン、ホウレンソウなどの緑黄色野菜に多く含まれます。
サプリメントからの過剰な摂取は肝臓に障害が出る恐れがある上、胎児へ悪影響を及ぼすことが報告されており、妊娠中の人は特に注意が必要です。
ビタミンAは脂に溶けやすい脂溶性ビタミンの一つで、脂質と一緒に摂取することで吸収率が上がります。
ただし、βカロテンは必要なだけビタミンAに変換されるので、サプリメントなどによる過剰摂取を除き多めに摂取しても大丈夫です。
ビタミンAが不足すると少し暗いところでも目が見えなくなったり、粘膜が弱まり風邪をひきやすくなります。
また、ビタミンAは油には溶けやすいですが水には溶けづらい性質を持ちます。
なので水洗いや茹でることで失われる割合は少なく、油と一緒に炒めて食べると吸収しやすくなります。
熱にも比較的強いため、加熱して食材のかさを少なくすると更に量を食べやすくなります。
参考 Vitamin A | The Nutrition Source