
『何を食べるか』だけでなく『食べ合わせ』を考えないと意味がない!
何を食べるかだけでなく、どう食べるかも重要
スポーツ選手やボディービルダーは、筋力トレーニングを行った直後にタンパク質を摂ります。
これは筋力トレーニングで筋肉が傷ついた直後だと、それを修復するためのタンパク質の吸収効率もよくなるためです。
このように、同じ日に同じ人が同じものを食べても、栄養の効果は変わってきます。
そのため、『何を食べるか』と同じくらい『どうやって食べるか』も重要となります。
スーパーやドラッグストアなどでは、各種ビタミンが含まれているサプリメントなどがあります。
ただサプリメントで栄養をとっても、同じ量の栄養を食べ物でとった時と同様に働いてくれるとは限りません。
どの食べ物にどんな栄養が含まれるかだけでなく、その栄養をどうしたらうまく体内に取り込んで機能させられるか、ということも考えなければ意味がありません。
しかし、これには複雑なしくみが関わっており、栄養学で研究が進められています。
栄養素とは『栄養のもとになるもの』であり、初めて見つかった成分は牛乳の糖質とタンパク質、脂質でした。
私たちの体の健康は、様々な栄養働きが連携することで保たれています。
例えば、骨を強くするにはカルシウムが必要、というのは有名です。
しかし、カルシウムにうまく働いてもらうには、同時にビタミンDやビタミンKなども必要となります。
そのため、たくさんある栄養のうち、たった一種類が不足するだけでも体の健康状態が悪くなってしまうのです。
同じ食べ物ばかり食べていると体調を崩しやすくなるのは、入ってくる栄養が偏り、必要な栄養のどれかが不足するからです。
参考 When You Eat Might Be As Important As What You Eat - UVA Today