かっこよく説明するより、単純な方が慕われる理由
『わかりやすい』が一番!
人は本当に簡単なものが大好きです。
もっともっと、このサイトの説明もわかりやすくなければいけません。
一言だけ、難しそうなことを言わせてください。
行動経済学では、難しそうなことよりも、単純な内容のほうが信頼されやすい傾向のことを流暢性の処理や処理流暢性と呼びます。
少し堅苦しい言葉ですね。
簡単に言うと、同じ内容ならば、単純でわかりやすい説明のほうが、結局のところ信頼や理解を得られるということです。
- 本や物語のタイトルをシンプルにする
- ネット記事の文章で、難しい漢字を使わない
- 会社の名前は読みやすく、短く
- 落ち着いてはっきりと喋る
上記のようなことが本当に大切です。
どれも見栄や自慢のために、真逆のことをする人がいますが、それは邪道です。
やはり、人目に触れるときこそ、お手軽カンタンが一番なのです。
ちなみに「流暢性の処理」という用語は、『カタコト英語よりも流暢な英語のほうが信頼を得やすい』という実験結果に由来します。
参照
The effect of processing fluency on impressions of familiarity and liking. - APA PsycNet