
なぜ人の努力はこうも長続きしない?どこよりもわかりやすく解説!
どこまで冷静でいられるか?
なぜ、人の努力はこうも長続きしないものなのでしょう。
これをやろう!と決断するも3日と立たずに挫折してしまった、という経験は誰しもあるでしょう。
でも決して自分を責めず、ぜひ前向きな姿勢を貫いて欲しいと思います。
なぜなら、努力が継続しないのは、人としてごく自然なことだからです。
その最も大きな理由の一つに、『人は将来の自分に感情移入できないから』というものがあります。
というのも、冷静なとき(やろうと決めたとき)は、感情が高ぶったとき(忙しいときや疲れているとき)の自分を上手く想像できないからです。
逆も同じで、人は怒り狂っているとき、冷静な自分になりきって判断をすることが出来ません。
これはとても単純かつ重要な人間の習性です。
例えれば枚挙に暇がありません。
- あんな人格者が、なぜあんな恋愛を!?
- 先月の自分は、なぜこんなにもカードで買物を!?
- 早朝はこんなにも寒くて辛いのに、なぜジョギングなんて出来ると思ったのだろう!?
上記のような経験、あなたも身に覚えがありませんか?
全てに共通するのは『実際に行ったときの感情の影響を計算しきれていなかった』という点です。
この勘違いを行動経済学では感情移入ギャップと呼びます。
参照
Empathy Gap - Biases & Heuristics | The Decision Lab