あなたも知らぬ間に”あの虫”食べている?【必読】

成分だけをみれば、エビの尻尾とゴキブリの羽は同じ。でも...

エビのしっぽとゴキブリの羽の成分は同じ、というのはあなたもご存知かもしれません。

コキブリの羽もエビのしっぽのように、揚げればカリカリと香ばしいのでしょうか。

今回はその詳細について簡潔に紹介します。

エビの尻尾を食べるか食べないかは人それぞれですが、食べる人にとっては少し気分を害する話になるかもしれません。

先に述べたように、尻尾の成分はゴキブリの羽と成分が同じです。

エビの尻尾の主成分は「キチン質」といい、これはゴキブリの羽と同じ成分です。

つまり成分だけをみれば、エビの尻尾を食べるのも、ゴキブリの羽を食べるのも、同じなのです。

想像すると嫌になるかもしれませんが、 ご安心を。

キチン質はエビの尻尾やゴキブリの羽だけではなく、カニの甲羅、昆虫のトンボやカブトムシの表皮や外骨格にも含まれています。

健康を害するわけでもなく、それどころか、エビの尻尾は美容健康に役立つ成分が豊富なのです。

キチン質には悪玉コレステロールをはがし、血中に流す働きがあります。

骨の強化に必要なカルシウムや食物繊維も豊富です。

さらにはエビの赤色を作っている天然色素のアスタキサンチンは眼精疲労を改善し、動脈硬化予防などが期待されている注目の成分です。

食べすぎると消化不良になる可能性がありますが、量に気を付けて食べれば、健康効果を期待できるはずです。

また、食用だけでなく、 キチンナノファイバーという、鋼鉄並みの硬度を持つ極細繊維の原料としても注目されています。

天ぷらやフライなど、高温で揚げたり焼いたりすれば安全なので、是非これからも積極的に食べていきたいところです。

参照
Two-Step Separation of Chitin from Shrimp Shells Using Citric Acid and Deep Eutectic Solvents with the Assistance of Microwave
Mechanistic role of astaxanthin derived from shrimp against certain metabolic disorders

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