3世紀後半に大和地方(奈良県)に確認された大きな勢力

ヤマト政権の誕生

3世紀後半ごろ、大和地方(現在の奈良県)に大きな勢力が誕生します。

これをヤマト政権ないしヤマト王権と呼び、大王をリーダーにした、近畿地方の有力な豪族たちの連合政権でした。

彼らは巨大な前方後円墳をはじめとする、土を盛った古墳と呼ばれる大きな墓をつくりました。

ヤマト政権の誕生は、古墳時代の始まりの時期でもありました。

ただ、3世紀後半~4世紀にかけての日本列島について記された文字による記録はほとんど残っていないため「空白の4世紀」などと呼ばれています。

参考 ヤマトとアヅマ -武具からみるヤマト王権と東国-

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