日本神話、古事記のあらすじをわかりやすく解説!
⑧国造り
白兎の予想通り、八上姫はオオクニヌシと結婚したいと言いました。
それに不満を持った兄弟たちに命を狙われたオオクニヌシは、母からスサノオの治める地下世界の根堅州国(ねのかたすくに)に行くよう勧められました。
オオクニヌシは根堅州国でスサノオの娘、スセリビメと出会い恋に落ちました。
そこでスサノオから数々の試練を与えられましたが、オオクニヌシはそれらに打ち勝ち、スサノオから宝物とスセリビメを奪い逃げました。
スサノオは仕方なくスセリビメとの結婚と地上世界の葦原中国(あしはらのなかつくに)を治めることを認めました。
オオクニヌシは地上で兄弟たちを追い払い、そこで医学に長けた小さな神、スクナビコナと協力して国を造りました。
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