官僚の働き方を皮肉ったパーキンソンの法則とは

役人の数も仕事量も膨張する一方であるワケ

イギリスの歴史学者、シリル・ノースコート・パーキンソン氏は、自著の「パーキンソンの法則」の中で、官僚の働き方を皮肉った法則を提唱しました。

今回は、その中でも特に興味深い2節を紹介します。

【役人の数は仕事量に関係なく増え続ける】

これは、イギリス海軍そのものが縮小しているのに、増え続ける海軍の役人たちを皮肉ったものです。

軍全体にとっては必要のない仕事を恣意的に作りたがる役人がいたり、ただ部下を持ちたいからと従業員を増やしたりする人がたくさんいたのでしょう。

【仕事の量は感性のために与えられた時間を満たすまで膨張する】というものもあります。

本来ならすぐに終わる仕事を締め切りギリギリまでかけて終わらせたり、なぜかわざと複雑化したりする人、あなたの周りにもいませんか。

このような法則に該当するのは、ごく限られた愚かな人間だけのように感じますが、実はこういった事例は世界中に溢れています。

  • 退屈な朝礼や謎の儀式
  • いなくても困らない管理職
  • どう考えても意味のない紙の書類

現代で言えば、上記のような事柄が当てはまるかも知れません。


・参照
How to overcome Parkinson’s Law – Atlassian

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