カンボジアで虐殺を繰り返した独裁者!遺体はタイヤと共に燃やされた!

泣く子も黙るポル・ポトとはどんな人物だったのか?

カンボジアは過去に4年間で200~300万人もの国民が虐殺された歴史を持ちます。

1974年より、この虐殺を主導したのがポル・ポト派です。

ポル・ポトは、親米派との内戦に勝利した共産主義の独裁者でした。

彼はフランス留学中、スターリンの過激な共産主義思想に強く影響を受けました。

彼は政権を掌握すると、カンボジアから資本主義を狂気的なまでに排除し始めました。

教育、学問、娯楽、仏教を含む宗教までもが対象となりました。

特に知識人は資本主義の手先と見なされ虐殺され、それ以外の人々は強制的に農民にさせられ、歯向かう者も処刑されました。

帰国子女や高学歴の人々も知識人として虐殺されました。

政府には反発する声もありましたが、彼は自分が反逆者と見なした者は全て処罰の対象としました。

多くの政治家、役人、軍人が収容所で虐殺されました。

本人のみならず、その家族も処罰されたというから驚きです。

1978年、政権を奪われたポル・ポトはジャングルへ逃れて戦闘を続け、1997年に拘束されました。

反乱から約20年も経っていました。

終身刑を言いわたされた翌年、彼は心臓発作でこの世を去りましたが、遺体はタイヤなどの廃棄物と一緒に燃やされたそうです。

参照
Pol Pot - Biography, Facts, Regime & Death - HISTORY

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