
チャウチャウの肉は食べるため、毛皮は剥がすためだった?
チャウチャウは食用犬?
まるでぬいぐるみのようで可愛いチャウチャウは、実は食用犬だということをご存知ですか。
チャウチャウは中国が原産で、2000年以上前から生息し、飼育されていたとされます。
番犬として飼われたり、ソリを引いたり、猟犬として使われたりすることもあったそうです。
しかし、チャウチャウが最も利用されたのは肉と毛皮です。
ふっくらとした体とボリュームのある毛並みは「肉をとる」「毛皮を剥がす」ために改良されたもので、棒状の脚も太りやすくするためのものなのです。
食用のチャウチャウは、特別に管理された柵に入れられ、肉は与えられず穀物の配合飼料のみで飼育されます。そ
そして、特定の体重を超えるまで太らされたのちに出荷、肉の柔らかい若いうちに殺されます。
つまり、チャウチャウの特徴的な愛らしさは愛玩用ではなく、肉や毛皮のために作られたものなのです。
このように記すと残酷なようですが、犬肉食の文化を持つ国や地域は他にもあり、かつては日本や朝鮮半島でも犬が食べられていました。
参考 Are chow chows the most stupid dogs in the world? | Science