第一次世界大戦は皇太子のオシャレな服装が原因

第一次世界大戦は皇太子のオシャレがきっかけで起きた

1914年に起こった第一次世界大戦では、連合国・同盟国双方で推定1000万人という、膨大な数の戦死者が出ました。

この戦争の発端となったのが同年6月28日、オーストリアの皇太子フランツ・フェルディナントがセルビア人青年に射殺された、いわゆる「サラエボ事件」です。

皇太子を失ったオーストリアは、報復措置とし
てセルビアに宣戦布告。

これにより4年4ヶ月にわたる大戦が始まることとなります。

ただ、皇太子は確かに銃撃により重い傷を負わ
されましたが、即死したわけではありません。

それでも命を落とすことになったのは、着用していた衣装が原因だったともいわれています。

もともと皇太子はファッションへの関心が強
く、プライベートでも王室御用達の仕立屋に凝ったデザインの衣服を作らせていました。

宮廷行事や外国訪問の際、よりこだわりぬいた衣装を求めたことは想像に難くありません。

実際、事件当日も、皇太子は身体にフィットし
た細身の礼服を着用していました。

そのため服を脱がせるのに相当時間がかかり、
のぶん医師の治療遅れてしまったというのです。

歴史に「もし」はないといわれますが、皇太子が服装を気にしない人なら、死ななかったかもしれません。

参考 Franz Ferdinand, archduke of Austria-Este | Biography, Assassination ...

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