ノンアルコールビールは注意!酔うことがある?

ノンアルコール飲料でも酔うことがある?

お酒が好きだけど、翌日に車の運転や健康診断が控えているとします。

そんなときにノンアルコールビールを飲む方もいるでしょう。

しかし、「ノンアルコール」と表示されていても、飲みすぎると酔ってしまうことがあります。

酒税法では、アルコールの含有量が1%未満だと酒類になりません。

つまり、アルコール度数0.9%の飲料は、ノンアルコールと表示することが可能になります。

そうなると、アルコール5%の350ml缶1本を飲むのと、0.9%のノンアルコール350ml缶5本を飲むのは、ほぼ同じになります。

ノンアルコールでも飲みすぎれば酔ってしまう可能性はあるのです。

一方、最近では、まったくアルコールが含まれていない場合は「アルコール度数0.00%」と表記する商品が増えています。

こちらは飲んでも酔わないため、車の運転は可能です。

しかし、アルコールが入っていないのに、 飲んだ気になってしまうこともあります。

ノンアルコールビールといえども、風味はビールとほぼ同じです。

脳はビールの味を記憶しているため、飲んでいるうちに過去の記憶を思い出し、酔ったような気分になることがあります。

これを「空酔い」といい、いわば脳が勘違いをしてしまった状態です。

気分だけなら問題ありませんが、飲んで「声が大きくなる」「人に絡む」 「乱暴になる」といった癖が出てしまう人も中にはいるらしいので、酒癖の悪い方はご注意を。

参考 ノンアルコール飲料って本当にアルコール0%?定義・醸造法や ...

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