スウェーデンでは3000人以上が身体にマイクロチップを埋め込んだ

スウェーデンはマイクロチップを身体に埋め込む人が増えている

雪に覆われ、福祉が進み、モダンな家具に囲まれた北欧の国

スウェーデンにこのようなイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。

確かにストックホルムの街並みを歩いていると、まるでファンタジーの世界に入り込んだかのような錯覚を持ちます。

しかし、意外なことにこの国では、マイクロチップを人体に埋め込むという、SFの世界のようなことが現実に起こっているのです。

2015年にこの技術が導入されて以来、2018年9月時点で、スウェーデンでは3000人以上が自らの身体にマイクロチップを埋め込んでいます。

体内に埋め込まれるのは、1cmほどの棒状のマイクロチップで、身分証やクレジットカードのような機能を有します。

また、2017年5月にはスウェーデン鉄道が体内に埋め込んだマイクロチップを乗車券代わりに利用できるシステムを導入していますし、イノベーションセンター「エピセンター」の入室管理にも使われているといいます。

しかし、なぜスウェーデンでこのような取り組みが受け入れられているのでしょうか?

それは、デジタルメディアに対する信頼がスウェーデンでは高いからです。

政府が20年にわたってデジタル分野への投資を行い、行政サービスをネットなどで簡単で済ませられるように整備してきたため、マイクロチップの体内埋め込みにも抵抗が少ないのだと考えられます。

参考 Welcome - Epicenter Stockholm

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