『スマホの電波が体に悪い』は本当か?その答え

電波は体に悪いのか?

スマホが私たちの生活になくてはならないものになった一方、スマホや携帯電話が発する電波が体に悪いという話も昔からよく耳にします。

果たして本当に体への悪影響はあるのでしょうか。

スマホを長年使い続けたとき、体にどんな影響があるのか、それも子どもの頃からずっと電波を浴び続けた場合の脳への影響はどういうものなのでしょうか。

携帯電話が登場してから30年しか経っていないとしたら、これらの検証はまだまだこれからだと言えるでしょう。

ただ、物理学的視点で言うなら、悪影響がないとは言い切れません。

というのも、私たちの脳内では電気信号で情報のやり取りをしています。

そして、電波は電子を揺らす力を持ちます。

なので、強い電波を受ければ脳内の電子も揺らされると考えれば、影響が全くないとは言えないのです。

また、どのくらいの強さの電波をどのくらいの期間受ければ害が出るのか、といった程度の問題も、今後の臨床で明らかにされるべきでしょう。

もし多少の害があるとわかっても、今更スマホのない生活には戻れそうにはありませんね。

となれば、うまく付き合う方法を考えることになるでしょう。

例えば電波から脳を守るため、音は伝えるけれど電波は通さないものでガードする、などといった対策です。

電波は金属を通り抜けられないため、スマホをアルミホイルで包むと『圏外』になります。

なので逆に人の頭のほうをアルミホイルでガードすれば、電波の影響を遮断することができます。

今後、もしスマホの電波による悪影響が証明されたら、アルミホイルで出来たスマホカバーや帽子が開発されるかも知れません。

参考 Electromagnetic fields and public health: mobile phones

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